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[コラム]四旬節第4主日

三田助祭「神はその独り子をお与えになったほどに、世を愛された」とあります。わたしたちは光を求めてキリストに従えばイエスと共に天を相続するのです。今日の福音はわたしたちがどんなに神様の愛に包まれているか告げています。

信仰では分かります。でもどうしてもしっくりきません。心の中で去年の今頃を思い出してしまいます。震災の一週間後、二つの質問がわたしの心の中にありました。

神さまが私たちを守って下さるのなら:1)なぜあの大震災が起こったのか;2)なぜあんなに多くの犠牲者が出たのか。

1の答はすぐ出ました。わたしたちは厚さ100kmの地球のプレートの上に住んでいます。もし地球をリンゴのサイズに例えたらプレートは1mmぐらいの皮です。内部の温度は金属が解けるほど高いのです。神が守って下さらなければ人間は生きられません。

2の答はそう簡単ではありません。答があると言ったら愛する家族を亡くされた方に失礼です。わたしたちは蝶になる前の蛹なのかもしれません。蛹に「おまえは素晴らしい蝶になって大空を飛び回るのだよ。早くその殻から出て来なさい。」と言いました。「いやだ。今の自分のままでいたい。」と蛹は言います。

もちろん残された者は辛いけど、神様にとって、死者を復活させ、ご自分の所に引き寄せて、天の相続人にしてくださることほど大きな愛の表現はないのです。

答になっていないかもしれませんが・・・

 

三田一郎助祭