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[コラム]キリストの聖体

マルコ14・12-16, 22-26 キリストの聖体

三田助祭神はモーセを通して民と契約を結ばれましたが、民は罪を犯し契約は守られませんでした。いつくしみ深い神は、民の罪の赦しのために新しい契約を下さいました。新しい契約とは、民がキリストの掟を守ること。つまり隣人愛を全うすることです。そうすれば、御一人子がこの世に来られ、キリストの聖体を生け贄として捧げることによって、民の罪を贖い、永遠の命を与えて下さるのです。キリストを通して、民はキリストと共に御父から天を相続するのです(ロマ8・17)。

イエスの時代から2000年後に生きるわたしたちも、ご聖体を通してこの新しい契約の恵みを授かります。キリストがわたしたちの体の中に入って下さるのです。 わたしたちの心をたたいて下さいます。「見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入って・・・黙3:20」とあるように、わたしたちが自ら心を開かなければ、イエスは決して無理矢理にわたしたちの心に入って来られません。

わたしたちが心を開けばキリストはわたしたちを回心させて下さいます。聖霊によって心に強い良心を与えて下さいます。隣人愛を全うさせて下さいます。体の内側からわたしたちをキリストに似た者にしてくださいます。つまり、わたしたちは古い自分を脱ぎ捨てて(エフェ4・22)、キリストを着る(ガラ3・37)のです。

ご聖体はわたしたちを天の相続人にふさわしい者にして下さいます。

三田一郎 助祭