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[コラム]天から降ってきた生きたパン

三田助祭天から降りて来られたパンであるイエス・キリストはわたしたちに平和を説かれました.隣人愛を説かれました.8月6日から8月15日まで、わたしたちは平和旬間として平和を祈り求めます.広島に原爆が投下された苦しい記念日から希望の光が見えた聖母の被昇天の祝日と共に太平洋戦争終戦記念日までです.

今日の聖書と典礼の「パンとなって神の平和」の中に「パンがあり余るほどにあっても、神の望みにかなわない生き方ならそこに真の平和はなく、ただ滅びが待っているだけでしょう.」と記されています.まったくその通り.

原発を使い続ければ人類は滅びます.神は宇宙創造のために原子力を創られて、良しとされました.人間は原子核に秘められた力を地上で引き出すことに成功しました.人間は原子力の誘惑に負けました.原爆を投下しました.使用済み燃料の処理を後回しのまま原発を進めました.

原発事故の後、残念ながら「経済成長を進めるために原発再起動」が政府の方針です.なんと浅はかな考えでしょうか.キリストが教える隣人とは未来の世代の人々も含みます.政府は、わたしたちが良ければ未来の世代はどうでも良いと言っています.わたしたちは神の望みにかなわない生活をしています.

我が国は真のリーダーシップである世界平和を説くべきです.日本は三回も被曝の悲劇を経験しました.核兵器を所有しません.日本こそ世界に平和の道を示せるのです.

 

三田一郎 助祭