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[コラム]内的なたくましさ

シスター品川テレビで試合を見ながら、非日常のオリンピックの大舞台で実力を発揮するということは大変なことだと思った。柔道、体操、競泳など、いわゆるお家芸と言われる種目にはそれなりのプレッシャーもあり、選手自身、試合が終わる度に受けるインタビューに応える言葉の端々にもそれを感じる。周りの期待の大きさもさることながら、自分で掲げた高い目標も結構な重圧になっている。プレッシャーを撥ねのける内的な力と踏ん張って耐える力を持ち合わせていないと潰れてしまうだろう。

これは聖書のことば。「わたしは戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださいます。しかし、わたしだけではなく、主が来られるのを待ち望む人には、誰にでも授けてくださいます。」(2テモテ4.7-9)

この聖書のことばはパウロという人が、その生涯の終り近い時に表したものだ。それぞれの人に決められた道のりがあり、各自は自分で立てた方法で目標に向かって走り続けている。

道のりは長い。オリンピックの選手たちのエネルギーあふれる戦いぶりに拍手を送りながら、己に負けない彼らの内的なたくましさに大いに触発される夏だった。

 

シスター 品川