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[コラム] 受難の主日(枝の主日)

山本神父受難の主日(枝の主日)

カトリック教会1年の暦の中心、聖週間の始まりです。主イエス・キリストの最後の1週間を、まさに1週間かけて記念します。その初日が受難の主日、枝の主日という副題の示すとおり、この日、ミサの始めには必ず主のエルサレム入城を記念します。中心となるミサでは大がかりに野外からの枝の行列式も行うのです。

4つの福音書はいずれもエルサレムの群衆がイエスをこぞって歓迎した様子を伝えています。マタイとマルコの福音書は、人々が「枝を道に敷いて」イエスを歓迎したと書いていますが、ヨハネの福音書は「枝を持って」迎えたと記しています。この日、信者たちは「枝を持って」集まるのです。

もう一つ、マタイの福音書にだけある記述に気がつきました。エルサレムに来られた「イエスがなさった不思議な業を見、境内で子供たちまで『ダビデの子にホサナ』と言った」と書かれているのです。この日がまた「世界青年の日」と定められていることにも思いを馳せつつ、子供たち、若者たちの賛美の声が響く枝の主日でありますようにと願っています。

山本量太郎神父