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[コラム]聖霊降臨

三田助祭

ヨハネ14:15-16, 23b-26

イエスが十字架につけられたときイエスの地上での宣教は完全に失敗に終わったように見えました。十字架の下に婦人たちはいましたが、弟子はヨハネたった一人だけでした。他の弟子たちは自分たちの身の危険を感じて逃げました。ペトロは鶏が鳴く前にイエスを3度裏切り、隠れながら泣いていました。

イエスは、「父は別の弁護者をつかわす」とおっしゃいましたが、その約束はどうなったのでしょうか。弟子たちは迫害者から逃げるために集まり、扉に鍵をかけて隠れていました。そしたらイエスの復活から50日目に聖霊が天から降ったのです。この日以前の弟子たちは自分たちの命を守るのに精いっぱいでしたが、聖霊に満たされた弟子たちは自分たちの命など構わず、イエスの福音を述べ伝え、ヨハネ以外、全員が殉教しました。何が弟子たちにこのような熱意を与えたのでしょうか。聖霊が弟子に勇気と熱意を与えたのです。

弟子たちの宣教の結果、今では全世界の3分の1の人々が「イエスは神である」と信じています。これは奇跡としか言いようがありません。これが神である聖霊の業なのです。聖霊はイエスの弁護者として教会を成立させるために働いて下さっているのです。

聖霊は今日も降臨されています。何処に? すべての所に。誰に? すべての人に。聖霊の導きが無ければ誰も教会に行きません。聖霊の導きがなければ、あなたはこのコラムを読んでいません。

三田一郎 助祭