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[コラム]ついてゆきたい

山本神父

年間第23主日

「空の手で」という荒垣壬敏さん作曲の讃美歌がある(カトリック典礼聖歌集307)。「空の手で、はだしのままで、ついてゆきたいキリストに、ついてゆきたいキリストに」というリフレインが繰り返され、1節「泣きながら、転びながらも主とともに、たどる道ならどこまでも」、2節「こぎなやみ、あえぎながらも主とともに、たどる道ならどこまでも」、3節「おじまどい、おびえながらも主とともに、よぎる谷ならひたすらに」と歌われる。

もう30年年以上も前のことになるが、この讃美歌が東京教区の叙階式で東京カテドラルの大聖堂に初めて響きわたったとき、叙階されたばかりの新司祭のこれからの生涯を思い、祈りが自然とこもった思い出がある。この讃美歌は最後に「いつまでも」という歌詞が付け加えられて結ばれる。キリストについてゆきたいと願うすべての人が、捨てるべきものを捨て、背負うべき十字架を担う、生涯ついていくことができますように。

山本量太郎神父