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[コラム]愛とそのわざは残る

山本神父

年間第32主日

死者の月にたびたび思いだす、子どものころ教会で聞いたお葬式の説教。「人は地上の生涯を終えるとき、自分のために集めたものを全部置いて旅立たなければならない。しかし、人のために差し出したものを天の国に持っていくことができる」。

人のために差し出したものとは、愛のわざにほかならない。すべてが過ぎ去っても、「愛とそのわざは残る」。これは、第2バチカン公会議の現代世界憲章(39番)にある名言である。愛とそのわざだけが死を超えて永遠に価値があるのだ。

神は「生きている者の神」である。わたしたちは、愛とそのわざに生きるその度合いに応じて、既にこの世において新たないのちを生き始めている。永遠のいのちにあずかり始めているのだ。

山本量太郎神父