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[コラム]王であるキリスト

三田助祭

ルカ23:35-43

神の子であり王であるイエス・キリストはどのような王なのでしょうか。

御子は初めに物理法則を創られ、進化論を創られました。そしてビッグバン宇宙論を基に天地を創られ、進化論を基に人間を創られました。御子は人間に自由意志を与えて下さいました。ロボットのようにではなく、自分の意志によって主を愛せるようにして下さったのです。残念な事に、人間は与えていただいた自由を乱用し、自分達の利益のみを追求し、互いに争い、神を罵るようになってしまいました。

御子は人間を度重なる罪から解放し、神と和解させるためにこの世に来られました。人間は、神の限りない愛を理解せず、イエスを裸にし、顔に唾を吐き、鞭で傷め、茨の冠をかぶせ、十字架につけました。

イエスは神でありながら、だれの苦しみよりも惨い苦しみを、無言・無抵抗で耐え、命を捧げられました。この死によって、全ての悪がイエスに対して影響力を持たないことを示されました。イエスは悪に勝利し、人間の罪は赦されました。イエスはご自分の生け贄によって人間を神との和解に導いて下さいました。

これを見ていた犯罪人の一人が「イエスよ、あなたが[世の終わりに再度]王権をもって来られるとき、わたしを思い出して下さい」と言っています。

なぜ王であるイエス・キリストがわたしたちをこのように愛して下さるのか。信仰によって理解し、少しでも愛をお返しできるように祈りましょう。

三田一郎 助祭