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[コラム]待降節

山本神父

待降節と四旬節は、似ている。
どちらも祭服の色は、紫。
いずれも大祝日の準備の期間、待降節はクリスマスの、そして四旬節は復活祭の。
だから、昔は、待降節のことを小四旬節と言うことさえあった。なぜ「小」かというと、四旬節が40日以上あるのに対して、待降節は4週間未満だからである。
だが、待降節は決してもう一つの四旬節ではない。
悔い改めと償いを通して復活祭の準備に励む四旬節に対して、待降節は「愛と喜びに包まれた待望の時である」(「典礼暦年に関する一般原則」39)。
待降節は、苦しみと我慢の時ではなく、愛と喜びに包まれた時なのである。四旬節とは違う待降節ならではのあり方を見出し、そのふさわしい過ごし方を身につけていきたい。

山本量太郎神父