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[コラム]降誕祭とキリスト紀元

山本神父聖書は、イエス・キリストがお生まれになった月日を記していない。降誕祭が12月25日に確定したのは4世紀になってからといわれる。この日はもともと太陽の誕生を祝う異教のお祭りの日だったが、キリストこそ真の太陽なので、ふさわしいとされたのである。

キリスト誕生を盛大に祝うことは、6世紀になって、「キリスト紀元」の提唱へとつながっていく。キリストがお生まれになってから何年目という数え方は、長い人類の歴史がキリスト誕生の前と後とに分けられる、という根本的なことを表している。

クリスマスもキリスト紀元も、イエス・キリストの到来によってまったく新しい時が始まったこと、そして、その新しさは2000年たってもまったく変わっていないことを私たちに伝えている。

季節の移り変わりとともに過ぎていく歳月の中で、けっして過ぎ去ることのない神の偉大なわざに思いをはせるひとときとしたい。

山本量太郎神父