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[コラム]新約の始まり

三田助祭マタイ4:12−23

心の中であなたは神の声を聞いたことがありますか。だれでも聞いています。一番簡単な例を上げましょう。

先日、わたしはある人と言い合いをしてしまいました。その後、このコラムを書こうとしたのです。そしたらわたしの心の中で、「お前は何をしているのか。神の言葉を人に説明する立場か。兄弟と和解してからわたしのところに来なさい。人間は舌で人を欺く。」など聞き苦しい言葉が心の底から流れ出てきます。ご存知のように、これはわたしの良心がわたしに語っている言葉です。良心はわたしたちの心の中に宿る聖霊の言葉です。
あなたも常に聖霊と話し合っています。聖霊はわたしたち一人ひとりを全ての面で導いておられます。あなたがその導きに従うか、聖霊の言葉を無視するか、それはあなたの選択です。

今日の福音には、神の良い知らせを民に伝える活動を、洗礼者ヨハネからイエスにバトン・タッチされたことが記されています。ヨハネの時代までを旧約の時代と言います。神を愛すと言うことは律法を守ることでした。イエスの時代を新約の時代と言います。この時代の到来をエレミアが予言しています。神は律法をわたしたちの心に刻んで下さいました(エレミア書31章31節)。キリストがわたしたちの贖いのために死んで下さいました。三位一体の神がわたしたちの心の中に宿って下さいます。
新約の時代に生まれたことを感謝しながら・・・

三田一郎 助祭