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[コラム]主の昇天

三田助祭マタイ 28:16−20

聖書と典礼の表紙にある主の昇天のイコンを見てみましょう。上半分は二人の天使に支えられて天に昇られるキリストが描かれています。下にはすべての人の母であるマリア様を囲む12人の使徒たちがキリストを見ています。
集会祈願にある通り、主の昇天に、わたしたちの未来の姿が示されています。世の終わりの日にキリストは同じように天から降りて来られ、キリストに結ばれているわたしたちはキリストと共に昇天し、天の相続人になるのです。

わたしはこの絵に描かれている奇跡が、秘跡として、関口教会が祝うミサに再現されているように思えてなりません。大聖堂の横にあるマリア祭壇のマリア様の像は空から降り注ぐ光の方を見ておられます。そのお顔は大聖堂の一番高いところを見ておられるようです。ミサの中で、わたしたちはこのマリア様を囲んでいます。

キリストの体である教会はその頭であるキリストと一体になるようにミサの中で祈ります。この祈りの中でキリストは天から下って来られます。ご聖体を授かることによって神であるキリストがわたしたち一人ひとりの心の中に入って下さいます。

ですからわたしたちも、マリア様を囲んで天に昇られるイエス・キリストを見上げて祈っているのです。いずれわたしたちも連れて行って下さいと。

三田一郎 助祭