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[コラム]種蒔き

三田助祭マタイ13:1−23

最近千葉市で発見された2000年前のハスの種が芽を出しました。今日の福音で語られている種は、天からあなたの心に下って来た神の言葉です。
具体的な種蒔きを見てみましょう。イエスはご自分を十字架につけたユダヤ人やローマ人のために祈られます。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」ルカ23:34。この種は約2000年間も休眠状態にあり、今あなたの心の中に蒔かれました。

「ある種は道端に落ち、鳥が来て食べてしまった。」とは、日々の神を無視した生活のため、この聖句を読んで何も感じない人。
「種は、日が昇ると焼けて、根がないために枯れてしまった。」とは信仰がまだ成長しておらず、「これはイエスのみに出来ることであって自分には不可能」とあきらめる人。
「種は茨の間に落ち、茨が伸びてそれをふさいでしまった。」とは様々な誘惑に負けて「自分の敵を赦す必要性を感じながら」、隣人が自分に対して犯した小さな罪、悪口や偽りなどを赦せない人。

「種は、良い土地に落ち、実を結んで、百倍にもなった。」とは、イエスの祈りの意味をかみしめ、自分の状態に当てはめ、行動に移す人。
あなたの周りには、あなたを苦しめ、絶対に赦せないと思う人がいます。絶対に反省しない人、裏切った人、憎んでいる人、謝らない人、何度も同じ罪を犯す人。イエスはご自分を殺した人々を赦されました。
あなたの心に蒔かれた種はどう育ちますか。

三田一郎 助祭