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[コラム]天の国のたとえばなし

シスター品川イエスは「天の国は次のようにたとえられる」と、次の二つのたとえを話されます。 

「畑に宝が隠されている。見つけた人は、そのまま隠しておき、喜びながら帰り、持物をすっかり売り払って、その畑を買う。」もう一つは「商人が良い真珠を探している。高価な真珠を一つ見つけると、出かけて行って持物をすっかり売り払い、それを買う。」 

二つのたとえばなしの共通点は、自分が探しているものを見つけると、すでに持っているものを全部売り払って見つけたものを買う、ということです。誰でもよりよいもの、もっと価値のあるもの、

もっと意味のあるものを、と毎日探しています。自分が探しているものを見つけたら、何もかも売り払ってそれを買い求めるという気持ちは良く分かります。ただ、残念なことには、それが出来るためには相当な勇気がいります。この勇気ある行動は、ある程度若くないと難しいように思います。この若さは実年齢ではなく、心の柔軟性をいいます。呼びかけに応え、自分を変え得る若さです。天の国、神の差し出す価値観を分かった人が、自分のこれまでの生き方をすべて捨ててそれを受け入れるためには、心が柔らかくないと出来ないように思います。

 

Sr.品川ヨシ子