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[コラム]死者の日に

山本神父

天には、人の手によってつくられたのではない、神によって備えられた建物があると信じています(2コリント5・1)。私たちはその永遠の住みかに、キリストという道を通って到達することができるのです。でも、天にあるその建物は見えません。私たち人間には見えないものは見えないのです。そして、人間は見えるものを通してしか、見えないものを確信することができません。キリスト教もお墓を大切にしています。目に見えるお墓を通して、私たちは見えない天にある永遠の住みかに思いをはせ、永遠のいのちへの希望を新たにすることができるからです。

今年もいつしか秋が深まり、教会暦一年の最後の月「死者の月」を迎えました。その中でも特に11月2日は「死者の日」となっています。既に天の永遠の住みかに招かれた方々のことを思い起こして祈るとともに、私たちもいつか必ず地上の道のりを歩み終えて、神が備えてくださっている建物に引っ越すときが来ることを改めて意識したいものです。

 

山本量太郎神父