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[コラム]目を覚ましていなさい

シスター品川

今日から待降節に入りました。待降節とは、イエスの降誕を待ちながらその準備をする時です。どんな準備をするかは人それぞれですが、救い主が来られるのにふさわしい準備をすることです。あなたが遠来のお客さまをお迎えする時には、きっとお掃除をしたり、お花を飾ったりするでしょう。それも大切な準備です。 

ここで言われているメッセージは、心のあり方です。身体的に目を覚ましていても、他のことに心が捕われていたり、心が一杯であったりすると、肝心なことが見えなかったり、理解できないということがあります。そんなことがあったら、何のために準備したのか分からなくなります。 

わたしたちが使える時間やエネルギーは限られています。大切なことのために、時間とエネルギーをかけるためには、焦点を定め、軸足をしっかり決めてことに対決する姿勢が必要です。「目を覚ましている」ということは、心のあり方だけではなく、それが実現するためのふさわしい具体的な生活のあり方も言っています。時にはボンヤリしたり、楽しいことに没頭することも必要でしょうが、「目覚める」感性を鈍らせないようにしたいものです。 

教会の典礼は新しい一年が始まりました。イエスさまをお迎えするのにふさわしい心で、一歩でも半歩でも前進出来るように、毎日の小さな努力を重ねて行きましょう。これこそ「目覚めている」ことの実践です。

Sr.品川ヨシ子