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[コラム]うらやましい

三田助祭

マルコ9:2−10

自分の信仰が揺れ動くのはイエスが見えないからだと思い込んでいませんか。弟子たちがうらやましいと思いませんか。イエスと共に毎日過ごし、病人の癒しや、水がワインに変わる奇跡、パンが何百倍も増える奇跡を見て、イエス御自身から話を聞ければ、イエスを心から信じると思いませんか。

でも本当はどうでしょうか。今日の福音では弟子たちは「死者の中から復活するとはどういうことかと論じ合った。」とあります。この三人はイエスの復活について知らなかったのです。イエスの復活が無ければ救いもありません。弟子たちは、イエスが神の子であることも知りませでした。基本的にイエスのことを何も知らないのです。だからこそ、今日の福音のエピソードが設けられたのです。御父が自ら「これはわたしの愛する子。これに聞け。」と弟子たちのために言われました。

イエスがわたしたちの罪のために死んでくださった、三日目に復活され、わたしたちも復活させてくださり、イエスと共にわたしたちを天の相続人にして下さることを知っています。わたしたちは福音書からこれらのことを学びました。イエスが神の子だということを心から信じれば、祈りを通してイエスと話ができます。

弟子たちは福音書を持っているわたしたちをうらやましく思っているかも知れません。

 

三田一郎 助祭

2013年2月24日の「イエスの変容」も再度読んでいただければ幸いです。