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[コラム]わたしたちがするべきこと

三田助祭

ヨハネ12:20−33

今日の福音には種のたとえ話があります。種は奇妙な生物です。二千年前の蓮の種を蒔いたら花が咲いたことは有名です。種を乾燥させておけばその時間は止まり睡眠状態に入ります。

現代社会は津波、原発事故、エボラ熱、イスラム国など大きな問題が蓄積しています。わたしたちは「世界中の問題はあまりにも大きすぎてわたし一人ではどうもならない」と思い、忘れがちです。つまり乾いた睡眠状態に陥った種なのです。

イエスはわたしたちに「私に会いに来るだけではなく、わたしに仕えなさい、わたしに従いなさい」とおっしゃっています。

イエスに倣いましょう。現代社会に存在する問題はイエスの時代にも存在しました。多くのユダヤ人はイエスこそユダヤの王となってこれらの問題を解決してくれると期待しました。

しかし、イエスは病人を癒し、慈しみと愛を降り注がれ、大きな問題はすべてご自分の十字架を担いで御父に捧げられました。

イエスが私たちに求めることは簡単です。家族に介護が必要な人がいるかもしれません。CITICを通して福島にボランティアのツワーに参加することも出来ます。カリタスを通して助けを必要な人々のために働くことも可能です。可能な範囲で一生懸命、隣人愛を示し、あとは「御旨が天に行われる通り地にも行われますように。」と御父に祈ること、つまり自分の十字架を担いで御父に捧げることです。

 

三田一郎 助祭