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[コラム]力のみ言葉を聞かせてください

山本神父

今日(6月21日)は年間第12主日、B年なので福音朗読はマルコからとられている(マルコ4・35-41)。この日のミサで「ガリラヤの風薫る丘で」(典礼聖歌388)を歌う教会も多いことだろう。その第2節がこの日の福音からできているからだ。「嵐の日、波たける湖(うみ)で、弟子たちをさとされた力のみ言葉を私にも聞かせてください」。その弟子たちをさとされた力のみ言葉とは、「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか」だが、福音書は、風を叱り湖に向かって言われた、もう一つの力のみ言葉「黙れ。静まれ」も伝えている。聖歌を歌っていると、その日の聖書の箇所が思い出されてくる。すっかり当たり前のことになったが、実にありがたいことだ。「ガリラヤの風薫る丘で」の第1節はマタイ5-7章、第3節はルカ23章、そして第4節はルカ24章が基になっている。もっともっと聖書の箇所を思い起こせるいい聖歌が増えてほしいと願っている。

 

山本量太郎神父