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[コラム]死んだらどうなるのか

三田助祭

今日の福音では、キリストが世の終わりに再臨されるときのことが記されています。ここで疑問が生じます。死んだときから世の終わりまで、わたしたちの霊魂はどうしているのでしょうか。お葬式ではすぐ天国に行くような話を聞きますが、実際は世の終わりまでどこにいるのでしょうか。

「カトリック教会の教え」には次のように教えています。

わたしたちは死の直後に裁かれます。これは私審判です。キリストの贖いによって人間は天国に導かれる可能性を頂きました。天国ではキリストと共に天の相続人になります。

私審判では、この世での行動が神の御旨に沿ったものであったか問われ、天国に行けるか決まります。天国に行けるとしても直行するとは限りません。人間は自由意志をいただき、悪魔の誘惑に負け、罪を犯します。天国で御父の玉座にキリストと共に歩いて行き、天を相続するには、キリストのように清くしていただく必要があります。キリストのように清い相続人にしていただくのです。これが煉獄での清めです。

終末にはキリストが再臨し、公審判が行われます。公審判は人間全体として受ける審判です。わたしたちがこの人生の中で行った一つひとつの行いや言葉が、その後の人類にどう影響をおよぼしたか全て知らされます。個人の善悪は、社会全体、人類全体にどのような影響を与えているか明らかになります。

この世にいる内に、わたしたちの心が雪より白くなるように祈りましょう。

 

三田一郎 助祭