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[コラム]わたしたちはどうすればよいのですか

シスター品川

クリスマス―― 救い主誕生を待つ、何かが起こるという期待に満ちたこの季節。福音は、その心の準備をもっと具体的に求めます。 

今日読まれる短い福音の中で、洗礼者ヨハネに対して、群衆、徴税人、兵士の口を通して質問させています。「わたしたちはどうすればよいのですか」と。時が満ち、約束された方が来られると知った時、誰でも何らかの準備をしなければならないと焦る心が湧いて来ます。 

掃除をして自分の住まいを掃き清める。花を飾る。温かい料理でもてなす準備をする。そのために、必要な買い物に行く、など。遠い準備から始め、その時に向かって集中していくのです。多くのアスリートたちが、毎日毎日のエクササイスや食生活に注意を払っていることを見ると、それがどんなに大変なことか良く分かります。 

待降節の祈りには、日常生活の中の「悪い習慣を改め」とあります。主イエスをお迎えする心を育てるためには、具体的な毎日の小さな努力の積み重ねが求められます。「下着を2枚持っている者は、1枚も持っていない者に分けてやれ」とか、「食べ物を持っている者も同じようにせよ」と教えるヨハネは、言うだけのことはしていました。彼は、荒れ野に住み、らくだの毛衣を着、腰に皮の帯を締め、いなごと野蜜を食べ物としていた、と聖書に書かれています。全く同じようにすることはできませんし要求されませんが、わたしたちが必要な僅かなもので満足すること、余分な物は持たないこと、他の人と分かち合う喜びを知る人になるという小さな具体的努力は、待つ準備としてすばらしいことです。呼びかけはたくさんあるでしょうが、あなたに出来る小さな何かが求められています。

 

Sr.品川ヨシ子