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[コラム]給仕する神

古郡神父

手元に関口教会教会報「せきぐち」の2009年4月号(ご復活号)があります。この中には、「古郡神学生お元気で!」という記事があって、なおやくん(小3)がこう書いています。「古郡さんが関口教会に来てくれるようになって、すぐに仲良くなれて、いっしょに行ったキャンプも、侍者会の合宿も、楽しかったです。合宿の肝だめしで、古郡さんが懐中電灯を落としてこわれてしまって、純くんが泣いてしまったのを覚えています。」

先日、土曜日、日曜日と2016年の侍者会合宿が行われました。なおやくんは、海外に短期留学に行き不在でしたが、純くんは高校3年生になって、侍者会に参加してくれました。純くんは、肝だめしで張り切ってお化け役をやってくれました。あの泣き虫の純くんはもういません。小さい子どもたちを楽しませようと、真っ暗な部屋でお化け役を熱演してくれました。自分の成長にはなかなか気づくことはできませんが、他の人の成長を目の当たりにしたとき、やっぱり神様は一人ひとりを育ててくださっているんだと気づきます。純くんが神様に給仕されて、必要なものを全て与えられて、育てられ、成長しているように、自分も神様に給仕され、育てられて、きっと神様のものとして成長している、今回の錬成会は、わたしにとって、そんな気づきがもたらされる恵みの錬成会となりました。自分で望んだのではない、思いがけない出来事や意味のわからない出来事もたくさんあります。でも神様はすべての出来事を通して、わたしたちを、わたしを着々とつくっています。 

7年前の失敗があったからでしょう。わたしも今回は懐中電灯をしっかりと握って、落としませんでした。

「小さな群れよ、恐れるな。」

決定的な主の到来のその日まで、神様にちゃんと育てられているという真実に、いつも目覚めていたいと思います。そして、神様に育てられている者=わたしを、今日使っていただきたいと思います。

 

古郡忠夫 神父