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[コラム]下座に座りなさい

三田助祭

今日の福音からイエスの好みを読み取ることができます。もしイエスに嫌われたかったら自分を過剰評価して傲慢に振舞うことです。施しをするとき自分の利益を計算しながらすることです。

わたしたちはこの世で周りの人々と自分を比べます。そして自分が一番偉いと感じるときがあります。もし誰か自分より偉い人がいれば心の中で羨ましがります。

父と子と聖霊の神は天からあなたをどうご覧になるでしょうか。少しぐらい他人より頭が良くても悪くても、神から見たら誰でも偉くないように見えます。

神は人間に自由意志を与えられましたから、わたしたちが悪に導かれることも尊重されます。神にとってわたしたちが罪を犯すことは悲しいことですが、私たちの意思に反してまで罪を犯さないようにされません。その代わり、わたしたちが回心して神に戻って来ればご自分から罪を贖ってくださいます。わたしたちが自分で罪の賠償を払うことができないので、ご自分の命を捧げてくださるのです。

もしわたしたちが神に好かれたかったら、自分では何もできないことを認め、自分は単なる神の僕であることを自覚し、きるだけの努力をして後はすべてを神に委ねることです。祈りながら努力するのです。

宴会に呼ばれ、どこに座ろうかと迷ったときには神に聞くべきです。もし神に喜ばれるために何か施しをするならば、一切見返りを期待せずに行うことです。

 

三田一郎 助祭