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[コラム]草取り開始

西川神父

シスターが小走りにやって来て「神父様、桜が咲いていますよ」と云って見せてくれた枝の先に、二輪の桜がしっかりと咲いていました。先週3月16日のことです。空気はまだ寒く、朝晩は1℃を切るくらいです。でも、春がすぐそばに来ているのです。桜には驚きません。足元には、とっくに春が来ていて、いたる所に雑草が芽を出し、花を咲かせ、すでに実(種)を播き散らしています。花が咲くのを喜ぶどころではありません。かたばみやどくだみ、それに、たんぽぽがその存在を示しています。雑草は、すでに生存競争の第2ラウンドに入っています。すごいものです。

早いもの勝ちの世界ですので、早く延ばした草が、土地と太陽と養分を独り占めできるのです。強い草が勢力を誇示するのもいいのですが、小さな小さな雑草が伸びる余地がなくなるのは残念でなりません。そこで、おしかぶさるように伸びている雑草には、小さな草のために退いて頂くことになります。つまり、草取りが始まる訳です。

今年も始まりました、草取りの季節が。

 

西川哲彌 神父