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[コラム]ひとりじゃないという強さ

古郡神父

流行っていて評判が良いということで映画『美女と野獣』を観てきました。その中で印象に残ったのは、王子である野獣に仕える家具、雑貨たちの存在です。彼らは王子と一緒に魔法にかけられた召使いたちでした。野獣は、自分の容姿では、愛してもらえないと恐れます。そんな野獣を仕える家具、雑貨たちは何度も励ますのです。物語はもちろんハッピーエンドなのですが、王子(野獣)を自分のように大切に思う彼らの姿があったからこそ、王子(野獣)は勇気を持てたのです。ひとりぼっちではなかった、これこそがハッピーエンドを生んだのです。

教会が信じている神様は「三位一体」の神様です。「三位一体」というと、難しい神学概念のようですが、神様はいつも喜びを生きている、それは父と子と聖霊が完全に愛し合い、一つになっていることの喜びだということを言葉で表現したものに過ぎません。神様は交わりの神様で、この喜びをわたしたちひとりひとりにも味わわせたい、みんなに喜びを知ってもらって、その喜びの中で生きてもらいたい、そういう風に望んでおられる、それが「三位一体」の神様なのです。

「三位一体」の神様に望まれて創られたわたしは、決してひとりぼっちではない。ハッピーエンドに向かって、神様に支えられながら大胆に一歩、今日も歩みを進めます。

 

古郡忠夫 神父