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[コラム]イエスについていく

三田助祭

[福音箇所  ヨハネ1:35−42] 

今日の福音では、イエスが歩いておられるのを見た洗礼者ヨハネは、彼の二人の弟子に「見よ、神の子羊だ」と言います。二人の弟子は、何が何でもイエスについて行きたいと確信しました。

この弟子たちはどのような人生設計をしていたのでしょうか。優先順位の第一は、イエスに従うことです。イエスはペトロの家を訪れてペトロの姑の病気を癒されました。イエスの恵みに包まれた中で、家族を大事にすることは重要です。ですから第2に家族です。そして弟子たちは人間をとる漁師になるようにイエスからいわれます。魚をとる漁師を捨ててイエスに従ったのですから仕事が最後です。つまり、優先順位は神、家族、仕事です。

わたしが若い頃に決めた優先順位は、仕事、家族、神でした。必死になって自分の仕事に全力を注ぎました。そして、あるときわたしは気付きました。人間って、いくら財産を蓄えても、もっともっと、欲しくなります。そして、わたしのつけた足跡は海岸の砂浜につけたようで、時が経つと消えてしまいます。さらに、自分がいなくても、誰かが同じ仕事をやっただろう。自分がこの世でやってきたことは何だったのだろうと虚しくなります。

この世でどんなに成功しても虚しさはなくなりません。どんなに素晴らしい学歴をもっても本当の幸福感は得られません。イエスにしっかりと付いてくのが素晴らしい人生を得る秘訣ではないでしょうか。

 

三田一郎 助祭