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[コラム ]復活のイエス 群衆イエスを追いかける

三田助祭

[福音箇所 ヨハネ6:24−35] 

何千人もの群衆が満腹になるほどパンと魚を与られました。父と子と聖霊の神はわたしたちをこの上なく愛してくださり、わたしたちが犯す罪を憐れみ、御父は御子の命と引き換えに人間の罪を赦してくださったにもかかわらず、群衆は「神の業を行うにはどうしたら良いでしょうか」と聞きます。イエスは「私を信じなさい」と言われます。群衆は「わたしたちがあなたを信じるためにどんなしるしを行ってくださいますか」と言います。わたしたちはこの群衆の言うことを聞いて、何とものわかりがない人々だろうと軽蔑してしまいます。

でもちょっと待ってください。私達とこの群衆とどこが違うのでしょうか。ミサで聖体を拝領しますが、ミサが終わって聖堂の外に出たら、もうさっき授かった御聖体のことを忘れてしまいます。わたしたちが犯す罪は二千年の時を逆戻りしてイエスの顔に向かって吐かれる唾になります。イエス様の背中から肉を剥ぎ取る鞭になります。

三位一体の神がこの上なく嫌う罪は悪意、殺意、姦淫、みだらな行い、詐欺、好色、妬み、盗み、偽証、悪口などです。この中でわたしたちがよく犯す罪はありませんか。「イエス様、あなたこそ御父がわたしたちに送って下さった命のパンであり、あなたのところにくる者は決して飢えることがなく、あなたを信じるものは決して渇くことがありません。どうぞあなたが嫌う罪を私達が犯しませんように。」と祈り続けましょう。

 

三田一郎 助祭