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[コラム]カナンの奇跡 執り成しの祈り

三田助祭

[福音箇所 ヨハネ 1:1〜11]

マリア、イエス、弟子たちが結婚式に出席しました。マリアはゲストでありながら披露宴の進行状態にも気遣い、ぶどう酒が足りなくなったことに気づきました。イエスに伝えます。イエスは母を「婦人」と呼び、今は何もする必要がないとおっしゃいます。マリアはイエスの言葉を無視してイエスが出す命令に従うようにと召使いたちに伝えます。結果的にはイエスが水を超一流のぶどう酒に変えて披露宴が無事に終わりました。

この物語でわたしたちは何を学ぶべきでしょうか。

マリアはこの世で何が必要か分かっておられます。結婚は秘跡であり、神と両者、三者の契約だとも言えます。二人の人間が一生共に生きることは容易でありません。神の力が必要です。この結婚式にイエスがおられたことは何と喜ばしいことでしょうか。二人が築く家庭をイエス祝福してくださいます。小さなこと、披露宴の進行まで助けて下さいました。

祈りがイエスに瞬間的に聞き入れられなくても、忍耐強く祈り続けることです。もしあなたの祈りが神の御旨に沿うものであればイエスの慈しみは奥深いので必ず聞き入れられます。

この福音は自分のことより困っている人々のために祈るほうが聞き入られることを教えます。現在ある一つの例として、人間の尊厳が守られない国から逃げ出す難民を我が国が救えるようになることをマリアに執り成しましょう。

 

三田一郎 助祭