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せきぐち – 2012年1-2月号

「生きる」

助任司祭 倉田 厚

助任司祭 倉田 厚 この新しい一年の上にも、神の豊かな恵みが注がれ、わたしたち自身、その恵みを信じ喜びをもって歩めますように。

関口教会は10名の新成人を祝いました。

一人ひとりの選びに聖霊が働き、父の恵みが注がれ、イエス・キリストがいつも寄り添ってくださる、キリストを信じる者にとって人生とは喜びに満ちたものであります。

多くの識者は、希望が見えない社会だと愚かしい分析を為しております。見せかけの希望が払われている今、まことの希望が輝くこと。この輝きは、キリストを信じる私たち自身が放つこと。どうか大切にして、歩んで参りましょう。

成人を迎えたみなさん、どうかネガティブな考え、否定する力に惑わされることなく、嫌いなものを数えるのではなく、好きなもの、善いものを数え、求める歩みを深めていってください。

今年の10月、カトリック教会は、一つの節目を迎えます。それはカトリックの教えが広まり、キリストの光が世界を包むことを願って始まった、第二バチカン公会議の開幕50周年を迎えるためです。

わたしたちは公会議の精神を改めて確認し、そのまことを生きることが求められます。ご存じの方も多いかと思いますが、公会議の精神とは、「刷新」であります。キリストの光が常に輝き、周囲の人びとを照らし続けられるよう、教会が成長し続けることです。

この刷新が故に、教会は生き生きとしたものであり、その本質において同一のものであり続けることができます。

使徒信条とニケア・コンスタンチノープル信条のように古代から受け継がれている普遍の信条と秘跡の恵みは、永劫変わることがありません。しかし、それをいかに生きるかについては、常に新しさが必要とされております。

10月から始まる「信仰年」を迎えるために、教皇庁は、わたしたちに祈りの実践と宣教を見つめることを勧めています。わたしたち関口教会がキリストの光を輝かす共同体として常に新しくありますように、この勧めを大切にしたいと思うのです。

特に祈りの実践は、日々の生活を支える基本的であり中心的なことであります。そして、これは笑顔に現れることと思います。神様への感謝を捧げ、困難にあっては道を示していただくために神様に問いかける。難しくかしこまった祈りではなく、素朴な感謝の祈り。どうか各家庭でこのような祈りの実践を確認していただきたいと思うのです。その積み重ねが関口教会の笑顔、感謝に満ちたキリストのからだを為します。

宣教はここから始まります。いつも喜んでいる。キリストは常に罪のあるところに赦しをもたらし、闇に光をもたらしました。わたしたちもそのようにありましょう。罪や闇を語るのではなく、赦しと光を生きてまいりましょう。

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