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せきぐち – 2015年12月号

ミサの変更箇所について

主任司祭 山本量太郎

 

待降節から実施

日本のカトリック教会では(関口教会でも)、ミサの種々の箇所の変更を既に11月29日の待降節第一主日から実施しています。その大部分は司祭、助祭、祭壇奉仕者(侍者)に関するものですが、ミサに参加するすべての人に直接関係があるものもありますので、お知らせいたします。

 

アレルヤ唱の歌い方

これまでアレルヤ唱(四旬節には詠唱)は、全員で通して歌ってきましたが、今後、唱句(アレルヤに挟まれた言葉の部分)は聖歌隊あるいは先唱者が歌うか唱えるかし、会衆は「アレルヤ」の部分を歌うか唱えるかして参加することになります(四旬節の詠唱は通して聖歌隊が歌うか先唱者が唱えるかします)。「聖書と典礼」にはこれからもアレルヤ唱全体の楽譜が掲載されていくと思われますが、関口教会ではこの度の指示に忠実に従って上記のように変更いたします。

 

福音朗読前の十字架のしるし

これまで日本の教会では、助祭(司祭)が福音書に十字架のしるしをしながら「○○○による福音」と唱えることだけが決まっていて、会衆については何も指示されていませんでした。今後、助祭(司祭)は「○○○による福音」と唱え、親指で福音書だけでなく、自分の額、口、胸にも十字架のしるしをしますので、皆さんも「主に栄光」と唱えながら、司祭と同じように自分の額、口、胸に小さな十字架のしるしをしてください。その時は、右手を軽く握り、親指でしるしをしますが、十字架の縦を先にするか横を先にするかは特に決まっていません。

 

ミサ中の動作と姿勢

参加者一同が共通の姿勢を守ることによって、ミサに集まったすべての人の一致がしるしとして表されます。日本の教会におけるミサ中の共通の姿勢は「立つ」ことと「座る」ことですから、パンとぶどう酒の聖別のとき、会衆はひざまずくのではなく立ったまま手を合わせます。そして、聖別の祈りの後、司祭とともに手を合わせて深く礼をします。このことは既に関口教会では実行されてきましたが、この機会に改めて皆さんに再確認していただきたいと思います。

 

これまでとこれから

1978年に発行された現行のミサ典礼書は実は暫定版です。その全体を見直して正式版を作る作業が10数年前から始まっています。一歩ずつの前進です。2000年にまず主の祈りが「天にまします」から「天におられる」に変わりました。その後、ニケア・コンスタンチノープル信条と使徒信条の口語への改訳、天使祝詞の「アヴェマリアの祈り」への改訳などが続き、今回は所作や動作などが主に見直されました。

残るは式文に関する変更だけとなりました。これが一番大きな変化を伴うことになると思われます。現在、バチカンの典礼秘跡省の認証を得るための最後の段階に入っているとのことです。

 

 

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